立体的に彫られた模様が浮き上がり存在感のあるケースです。
おそらくシャトレーンにお道具の一つとして下げられていた物だと思います。
時代背景を考えましても一般の人が持てるものとは考えにくく
貴族か富裕層の女性が持っていた物と思われます。
この他に下がっていたお道具類もさぞかし立派だった事でしょう。
ソーイング用のピンボックスと聞いております。
ピルケースやお守り入れ等として使われても♪
蓋の縁にLONDONの刻印…1873年
途中で途切れて読み切れませんがおそらくmakers markのHが彫られています。
蓋もきちんと閉まる良い状態です。
サイズ: 約3cm×4cm 厚み:約1.7cm